現代の印刷手法は目覚ましい進歩を遂げており、その多様化も進んでいます。このことから、目的に合う印刷手法を選ぶことは多くの分野においてきわめて重要です。
「バリアブル印刷」は汎用性が高く、様々な用途で活用することができます。ここではこのバリアブル印刷の活用方法と入稿時に必要となるデータについて見ていきましょう。
バリアブル印刷の基本的な活用方法とは?
通常、印刷物を大量に制作する際には、すべての印刷物に同じ内容がプリントされます。しかし、バリアブル印刷では1枚単位で印刷内容を変えられるようになっており、例えばそれを見る人の趣味嗜好などに合わせて印刷内容を変更可能です。
メリット
バリアブル印刷では、印刷内容を変えられる点が最大のメリットです。顧客を対象とした印刷物の大量制作では、顧客ごとに内容を変えることでより高いプロモーション効果も期待できるようになります。
また、バリアブル印刷には管理面でのメリットもあるのが特徴です。例えば、印刷物にバリアブル印刷の技術を応用してナンバリングをしておけば、それを受け取った顧客の行動などをある程度把握することも可能となります。
活用方法の一例
バリアブル印刷の代表的な活用事例として挙げられるのがDMです。顧客やイベントの来場者などへ向けたプロモーションツールとして利用されることの多いDMですが、不特定多数に対して同じ内容のDMを送ったのでは、その効果も限定的になってしまいます。
その一方で、バリアブル印刷を活用したDMの場合、相手の好みやこれまでの購入履歴などに応じて印刷内容を変えられるのです。「その人だけのための特別な」という印象を持ってもらうこともできます。
以上のことからバリアブル印刷は、特定のターゲットに対して、ピンポイントで好みに合う商品などを紹介する際にも有効活用することが可能です。
バリアブル印刷の入稿時には画像などのデータを用意しておくのが必須
バリアブル印刷の入稿時に必要なデータ
基本的なデータ
バリアブル印刷の入稿時に提出が必要となるデータのひとつが、「基本的なデータ」です。これに該当するのはすべての印刷物に共通する可変性のないデータのことで、ベースのデザインなどを指します。
可変部分のデータ
バリアブル印刷の入稿時には可変部分のデータの提出も必要です。特にDMの場合、住所や宛名の印刷時にバリアブル印刷の技術を活用するため、誤りのないデータを提出しなければなりません。
また、受け取る人の趣味嗜好などに合わせて印刷内容を変更する場合、すべての印刷内容を可変部分のデータとして提出する必要もあります。印刷部数が多くなるほど可変部分のデータ量も多くなることから、これらのデータに関しては十分な時間的余裕を確保した上で制作するのがよいでしょう。
画像(必要な場合のみ)
可変部分のデータに画像が含まれる場合、それらはテキストデータとは別に用意したほうがよいでしょう。画像に関してはサイズや形式の指定がある場合が多く、トリミングやリサイズを行った上で提出する必要があることを覚えておきましょう。
バリアブル印刷のメリットを最大限に活かすためのコツ
バリアブル印刷では、可変部分のデータが充実しているものほどそのメリットも大きくなります。したがって、可変部分のデータに関してはテキストと画像に分けた上で必要なものをリストアップしておくとよいでしょう。
バリアブル印刷を活用する際には目的の明確化と入念な準備を忘れずに!
バリアブル印刷の技術は、DMをはじめとした数多くの印刷物の制作時に活用可能な方法です。また、その活用時には目的を明確化すると同時に十分な時間をかけて画像などのデータを準備することも忘れないようにしましょう。
小松総合印刷ではバリアブル印刷の技術を活用した印刷物の制作も承っておりますので、ぜひともご相談ください。
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会社名 | 株式会社小松総合印刷 |
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住所 | 〒396-0029 長野県伊那市横山10955−1 |
TEL | 0265-72-3129 |
FAX | 0265-73-6625 |
URL | https://www.ko-ma-tsu.co.jp/ |
資本金 | 2,100万円 |
事業内容 | 総合印刷業兼情報発信業 |
取扱製品 | 圧着DM スクラッチカード 三角クジ 圧着くじ 可変印刷製品 バリアブルカタログ |
代表者氏名 | 代表取締役 小松 肇彦 |
創立 | 1963年10月 |
従業員数 | 30名 |
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