バリアブル印刷とは?データに基づく可変印刷について
バリアブル印刷とはTOP
バリアブル印刷とは、1枚1枚異なる文字や画像などを印刷していく技術です。「可変印刷」とも呼ばれます。例えば20万人の顧客に向けて、それぞれにおすすめする商品画像の組み合わせを作り、それぞれカスタマイズされた20万パターンのダイレクトメールを発送するイメージです。オフセット印刷機では版の差し替えが大量に発生することになり現実的ではありませんが、デジタル印刷機(オンデマンド印刷機)を使うことで一人ひとりに向けたダイレクトメールなどの印刷物を作成することが出来ます。小ロットから大ロットまで、様々な部数に対応いたします。
黒1色のカスタマーバーコードや氏名、ID/シリアル/パスワード/ナンバリング、最近では一般的な可変のQRコードなどだけではなく、グラフや商品画像などカラーへの対応も可能です。ハガキや大判など様々なサイズのダイレクトメール、中綴じ製本の冊子など、様々な形状と組み合わせることが出来る技術です。
顧客嗜好に合わせたマーケティング施策のツールや、管理が求められるチケットへナンバリングを印刷するなど、バリアブル印刷に関しては非常に多くの実績がございます。
案件のご相談、見積もり依頼、バリアブルデータの作成方法など、ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
バリアブル印刷の仕組みTOP
物理的な版が存在しないため、1枚1枚完全に内容の異なる印刷をすることが可能になります。バリアブル印刷には様々な方法がございますが、主にデジタル印刷機と呼ばれる印刷機を使います。弊社にはオフセット印刷機と比較しても遜色のない品質を持つIndigo 10000をはじめとする様々なデジタル印刷機があり、仕様や部数等に応じて使い分けています。オフセット印刷機と違い、デジタル印刷機を使えば小ロット多品種の印刷物への対応が容易になるだけでなく、丁合済みのデータを出力出来ることもデジタル印刷機の大きな特徴です。
バリアブル印刷の用途TOP
バリアブル印刷の用途をご紹介します。
・DM(ダイレクトメール)宛名やカスタマーバーコードだけでなく、一人ひとりの顧客嗜好に合わせて最適な商品画像を印刷したり、個別の契約内容や健康診断結果の通知など、1枚1枚内容の異なるカスタマイズDMを作る事が可能です。 もちろん圧着加工にも対応します。
はがきから大判の圧着まで、様々なサイズが生産できます。
・冊子
DMよりも情報量を増やすために丁合済みのページをバリアブル印刷し、製本して仕上げることもあります。 契約内容の通知書などにも活用されます。
・ポスター
各店舗の店名を差し替えたり、オススメの品を変えたりすると、1店舗あたりの枚数は少なくともパターンは非常に多くなることがあります。 版の差し替えが多くなるオフセット印刷は不向きとするところですが、デジタル印刷機を使ったバリアブル印刷であればそういった多品種の印刷にも対応が可能です。店舗での管理用のナンバリングなども印刷することができます。
→その他、バリアブル印刷の詳細は以下事例ページをご確認ください。
https://www.ko-ma-tsu.co.jp/variable/case/
バリアブル印刷の検討の流れTOP
打ち合わせ、要件定義
どのような目的のために、どんな印刷物を検討されているのか。どんなデータが用意出来るのかなどを決めていきます。
入稿データの形式などについても確定させます。
データ入稿
メールもしくはオンラインストレージ等を使って入稿いただきます。
データチェックを行い、不備がある場合は適宜修正の依頼をお返しします。
・データ作成、入稿の手引 https://www.ko-ma-tsu.co.jp/guide/data_upload/
・バリアブルデータの作成について https://www.ko-ma-tsu.co.jp/variable_data/
印刷、加工開始
弊社にて印刷、加工を開始いたします。
出荷、納品
ご指定箇所への納品、もしくは局出し、発送等を行います。
ゆうメール、クロネコDM便などの発送代行もおまかせください。発送費用のコストダウンもあわせてご提案いたします。
https://www.ko-ma-tsu.co.jp/directmail/zenpin/
バリアブル印刷のお問い合わせについてTOP
小松総合印刷では様々なバリアブル印刷に対応しております。
印刷や後加工の仕様、バリアブルデータの作り方等のお問い合わせは以下からお気軽にご連絡ください。